2013年7月28日日曜日

アヒルと鴨のコインロッカーとオーデュボンの祈りを読んだ

「アヒルと鴨のコインロッカー」と「オーデュボンの祈り」を、
Kindle Paperwhite 3Gで読みました。

オーデュボンの祈り


アヒルと鴨のコインロッカー


どちらも、伊坂 幸太郎作の小説です。
「アヒルと鴨のコインロッカー」のほうは、映画にもなってて、
「オーデュボンの祈り」のほうは、デビュー作です。
amazonのレビューがたくさん投稿されていて興味を持ちました。

知ってみると、かなり有名どころだと思うのですが、
私は、まったくスルーしていました。

しかも、キンドル持ってなかったら、未だに読んでなかったと思います。

キンドルを持っていると、何か本を探す癖がついてしまって、
読書の絶対量は自分比で確実に増えました。

実は、2冊とも、だいぶ前に、
無料サンプルをダウンロードして、
試し読みしてみたものの、
物語の最初が、平和すぎて(いやよく考えれば事件的なんだけども)、
なかなか読み進められなくて、
キンドル内で放置されていたのでした。
それをこのたび、気合を入れて読んでみました。
3分の1くらい読み進めたところで、
物語の波に乗って読めました。

そういうわけで、2冊一気に読んだわけですが、
私の中では、どちらかというと、
「読みたくて読みたくてたまらない」
という部類というよりは、
「なんか読みたいな」っていう気分のときに、
安心して読める部類の本です。

どちらも読みやすい文体で、騙されることを楽しむ本だと思いました。
後の方の種明かしというか、どんでん返しというか、
つながった感じが楽しかったです。

もしこれから読んでみようかなと思う人がいたら、
中盤まで読んでいくなかで「違和感」を感じれたら、
かなり意識して保ち続けるのがより楽しむコツだと思います。

私は、騙され系のストーリーの場合、この「違和感」を、
ぶっちゃけ、「構成が変だな」とか「描写が変だな」とか、
無意識のうちに感じているようなのですが、
気持ちよく読み進めるうえで、邪魔になるその違和感を、
作者の技量のせいだと思い込んで、
封印してしまうことがあります。
これが、もったいない。
読み終わった時に、いつも後悔です。

あと、2冊読んで思った好きポイントは、「タイトルの付け方」です。
タイトルのセンス好きです。

「オーデュボンの祈り」は、
カカシの優午(ゆうご)がいいなと思いました。

主ストーリーの現代のシーンよりも、
江戸自体のシーンのほうが、もっと読みたいなと思いました。

「アヒルと鴨のコインロッカー」は、読んだあとで、
Wikipediaで「ブータン」の位置なんかを確認して
Youtubeでボブ・ディランの「風に吹かれて」と
「ライク・ア・ローリング・ストーン」を聴いてみました。

どんな人にお勧めの小説だろうかと考えてみたのですが、
ファンタジー好きだと、ファンタジー度がやや物足りない
んじゃないかとも思うし、
現代日本が舞台の小説が好きな人だと、
微妙なフワフワ感に馴染むのにややハードルがありそうかなと思うし、
お勧めのタイプがうまく思いつきませんでした。

私の場合、現代日本ベースの舞台の小説自体を
あまり読んでいないのですが、
乾 くるみ作の「リピート」よりは、ファンタジーよりかな?

2013年7月27日土曜日

「進撃の巨人」最新巻は、予約時点でkindle版アリ

「進撃の巨人」最新巻(11巻)の予約受付てますよ、
というメールがamazonからきて見に行ったら、




発売前の段階で、既に、フォーマットに
「kindle」アリ!!!

普段は、最新巻のお知らせが来ても
それがキンドルで買ってる連載漫画の最新巻だとしても、
キンドル版がフォーマットになくて、
がっかりすることが多いんだけど、
これは、うれしい!!

出版社のやる気なのか戦略なのか次第で、
最新巻でも紙のコミックスと同じタイミングでキンドル版が
発売できるってことですね。

他の漫画もぜひはやくおねがいしたいです。
応援のためにキンドル版を予約しておいた。



>この本は2013/8/9にKindleに自動配信されます。

キンドルで予約購入したの初めてです。
発売日に自動的に本が配信されるのって、
なんだかたのしみでいいですね。

自炊に必要なもの

紙の本を自分で電子書籍にする(自炊)には、とりあえず、スキャナと裁断機は必須です(もちろん作業するためのパソコンもいります!)。PDFは、スキャナに付いて来たりするので、それで満足なら不要です。他にもあった方が良いものとかは、「電子書籍化アイテム」のまとめページでいろいろ物色できます。

スキャナ
裁断機
PDF