2010年10月11日月曜日

自炊した電子書籍のバックアップ

自炊した電子書籍のバックアップは
大事だと思うので、いろいろ考えました。

漫画なんか、けっこうな容量です。
手軽にUSBメモリに入れておくのだけだと、
少し心配です。

USBメモリはバックアップのためのメディアでは
ないものね。一時保存というか、
移動用というか、いつデータが消えちゃうか
わかりません。

というか、どのストレージにも、
他のメディアにバックアップしろと書いてある。

二重バックアップめんどくさい!

ちなみに、昔つかっていたMOをひっぱりだしてみたら、
(USBメモリに比べて)大きくて重いくせに、
USBメモリ一本にも負ける容量しか保存できない。
ぜんぜん足りない。

というわけで、自分で持てる範囲のメディアだと、
USBメモリがお手軽だし、場所とらないので、
まずはこれにバックアップすることにします。

もうひとつのバックアップとして、
オンラインストレージにもバックアップすることにしました。

オンラインストレージ、いろいろあるけど、
Googleドキュメントに決めました。
無料で1024MBまで保存できます。

でも、漫画の自炊はそこそこキレイなまま保管しようとしてて、
一冊100MBくらいになっているのです。
そのままだと、10冊でおしまい。

でも大丈夫でした。
年間5ドル払えば、20GB使えます。

1GB(1024MB)で、約10冊分。
20GB(20480MB)で、約200冊分。

…200冊も持ってないよ。

というわけで、5ドル払って20GBプランにすれば
しばらくは安泰ね。

今なら、円高だから、400円ちょい。
20ドル払えば80GBも使えます。

使用容量は、どうやら、あとから
レベルアップさせられるみたいなので、
たくさん自炊データが増えたら、考えよう…。

注意点としては、容量を追加する購入手続きが終わっても、
反映されるまでに、最大24時間かかります。と
書いてあるので、すぐには使えないです。
買ったのに!と焦らず待ちましょう。

使ってみた感想は、
アップロードに時間がかかる!
(100MB超えのデータならそりゃそうか?
ちなみに、1ファイル当たり最大250MBまでの制限があるよ)

けど、同時に複数ファイルアップできるので、
アップする指定だけして
他の作業をしていればいいと思う。
ただし、アップしているブラウザの画面を閉じると
中止される(当然か)ので、
ブラウザは閉じないように気を付けてください。

時間がかかる以外は困らないと思います。
(同じ大容量ファイルでも、ダウンロードは
そんなにストレスないです)

気のせいかもしれないけど、
無料版の1024MBまでの制限がある状態と、
購入した容量が有効になった状態を比べると、
なんとなく、購入後の状態の方が、
早くアップロードされた気がした。なんとなく。

日本語のファイルもアップできるし、
フォルダ分けも自由にできるし、
もちろん日本語のフォルダ名付けれるし。

もともと、グーグルドキュメントは、
エクセルとかワードみたいなファイルが
オンラインで使えるところがすごいという
サービスなので、いろんなところでその活用方法が
書かれているわけですが、
電子書籍自炊派にとっては、
データの保存に役に立つのではないでしょうか。

自分でHDDを買うというのも考えたけど、
そのHDDのメンテナンスしないといけないし、
いつかは壊れることを考えると、
データの移動もめんどくさい。
もちろん廃棄処分もめんどくさい。
場所も必要だし。。

Googleドキュメントは、
きっと日々進化していくことも期待できるし!
でも、いきなりサービス終了になったら困るけど、でも、
いちおう有料版だし、そんなに酷いトラブルは起きないよねぇ。

USBメモリ内のデータが消滅するトラブルと
Googleドキュメントのトラブルが、
同時に発生しないことを祈っています。

それはきっと、火事とかで本が読めなくなる危険度より
低いのではと思いますが、どうでしょうか。

▼▼その後の追加メモ▼▼
USBメモリから乗り換えて使用するようになったのが、
これ↓です。



記録容量:500GBでたっぷり保存できます。
1テラのもあるみたいです。

スティックタイプより大きいけど、
なんとなく安心感がありまして。

自炊に必要なもの

紙の本を自分で電子書籍にする(自炊)には、とりあえず、スキャナと裁断機は必須です(もちろん作業するためのパソコンもいります!)。PDFは、スキャナに付いて来たりするので、それで満足なら不要です。他にもあった方が良いものとかは、「電子書籍化アイテム」のまとめページでいろいろ物色できます。

スキャナ
裁断機
PDF