2011年5月7日土曜日

集英社マンガカプセル

集英社マンガカプセルを利用してみました。

集英社の人気漫画が、携帯電話で読めます。
もちろん、少年ジャンプの今のも昔のも
たくさんラインナップされています。

携帯電話なので、画面が小さい。
液晶がギラツク。

でも、読みたい時に気軽に読める。
何十巻も続いている週刊誌の漫画を買って
部屋で埋もれなくて済む。
タバコ臭い漫画喫茶で徹夜しなくても、
お布団の中で、読める。
というのが良いところですね。

悪いところというか、これは大変だ!
と思ったところは、費用がかかり過ぎ
なところです。

多少高くても、「紙の本より電子書籍の方が
買いたい」と常々思っているわたくしですが、
それにしても高い。と言ってよいレベルなのでは
ないでしょうか。どうでしょうか。

「読みたい話だけ読めるから便利」的な
広告を見ましたが、話知っててもついつい最初から
読みたくなって買ってしまいますよね。

というか、ピンポイントで途中の話を探り当てるのは
実質不可能と思われます。

購入するファイルの名前は、
数字の羅列で、連載時のタイトルとかは、
購入するまでわかりません。
(特集が組まれた漫画とかだと、
「●●編は、ファイルナンバー×~×」
みたいな案内が見れる場合もあります。
今後、だんだん増えるんじゃないかなと期待。)

そこで、BLEACHを1巻から読んでみようと思いました。
1ファイル100ポイント(=100円)です。
これは、オールカラーの電子コミックの価格です。

ていうか、電子コミック、
ぜんぜんモノクロでオッケーなんですけど、
読みたい漫画にモノクロがないと、
オールカラー価格しか選択肢がないみたい。



購入時には、ファイルナンバーしか表示されていないので、
何ファイルで1巻分なのか、把握できませんでした。

手掛かりは、各ファイルの最初のページが、
コミックスの表紙なので、それを見て、今自分が
何巻を読んでいるのか確認していきました。

1冊当たり、600円くらいかかるかなぁ
なんてのほほんとしていたら、

5ファイル読み終える程度じゃ当然1巻目、
10ファイル読み終えても1巻目、
15ファイル読み終えても1巻目、
18ファイル目でやっと2巻の表紙になりました。

ちなみに、35ファイル目までが2巻の表紙で、
36ファイル目で3巻の表紙になります。
1巻と2巻、同じファイル数が必要なので、
平均がとれます。

コミックス一冊読むのに、なんと、
100×17=1,700円かかりました。
コミックスは410円だとすると、約4倍です。

えーと、全巻読むにはいくらいるのかしら。
くらくらします。

まだ連載中だし、全巻電子コミック化されていないので、
物理的に全巻読めないわけですけれども、
仮に40巻読むとすれば、

40×1,700=68,000円

!!!!!

しかも、「購入から365日は、
無料で再ダウンロードできます!」
って書いてあります。

つまり、1年超えたら、読む権利が消滅する
というわけですね…。

(いちおう、一度にたくさんの追加ポイントを購入すると、
最大100ポイント貰えるので、そのサービスを試算に入れれば、
20ファイル読むと、21ファイル目が無料です。
総合すると、ホントはもうちょいポイント貰えるのですが、
まぁ概算で。)

これは、本屋さんへ行って(もしくはamazonで)
コミックス買って、裁断して、スキャナで読みこんで、
自炊した方がよい、と大人の私は思いました。

元々は、部屋にあふれかえる漫画本を自炊する
きっかけになったキンドルですが、
自炊をすれば本をたくさん買っても部屋が埋もれない
という世界が広がったため、
本を買って手元に置きたいほどじゃないけど、
電子書籍的にあればいいけど、電子書籍だと高いから、
コミックス買って自分で電子化すればいいや
という行動をすることになりました。

最初から、電子書籍がもう少し安かったら。
紙を無駄にしなくて済むのに。。。。

と言っても、いろいろと大人の事情もあるのだと
思いますが、みんな、どうしてるのだろう。
けっこう、携帯電子漫画とかに散財している人、
多かったりしますか。

集英社マンガカプセルは、
全巻読むためのサービスではないのかもしれません。
試し読みしてみるには、いいサービスだと思います。

あと、最新の話だけ追いたいとか。
そういう使い方はいいと思います。
クレジットカード機能を有効活用して、
暇つぶしするという利用法は、大変危険だと思いました。

でも、週末になると使っちゃうんですよね。
ははは。

オールカラーで展開している漫画の
モノクロ版って、ホントにないのかな。
モノクロなら、1ファイル30円だから、
30×17=510円
これなら、紙の本とあんまり変わらないし、
利便性考えたら、たとえ1年の有効期間でも
良い気がします。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

その後、
「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」を集英社マンガカプセルで読む

自炊に必要なもの

紙の本を自分で電子書籍にする(自炊)には、とりあえず、スキャナと裁断機は必須です(もちろん作業するためのパソコンもいります!)。PDFは、スキャナに付いて来たりするので、それで満足なら不要です。他にもあった方が良いものとかは、「電子書籍化アイテム」のまとめページでいろいろ物色できます。

スキャナ
裁断機
PDF